芸能事務所アトリエ・ダンカンが破産…所属俳優が心境を告白
3日、木の実ナナや尾藤イサオが所属する芸能プロダクションのアトリエ・ダンカンが自己破産申請の準備に入ったことが明らかになり、所属俳優がそれぞれブログで心境をつづった。
俳優の西村直人は「1月31日をもちまして僕の所属していたアトリエダンカンが倒産致しました」とブログで報告すると、「僕自身突然だったのでまだフワッとした感じでいます」と心境を吐露。だが自身の今後については前向きな様子を見せると、会社については「世に最高の芸術を そしてそれを楽しんで頂こうといつも考えてくれた会社だった事は間違いありません!」と振り返った。
俳優・ダンサーのヨウスケ・クロフォードも3日夜にブログを更新すると、「僕も今日の朝に知り、正直ショックを隠せないです」と破産の知らせが衝撃だったことを告白。その一方で、現在決定している舞台は予定通り出演するほか、今後も舞台出演の予定があることを明かしている。
また、同プロダクションに8年間所属していた宮菜穂子も「わたしも突然のことで、 まだ何とも気持ちがさだまりません」と明かすと、「8年間お世話になった事務所です。色々な出会いをいただき、チャレンジをさせてくれた事務所でありました」と感謝。4月ならびに8月に予定されていた舞台出演は予定通り行うという。
アトリエ・ダンカンは1979年に設立。舞台作品の制作とタレント・俳優のマネージメント業務を行っていた。先月半ばには制作を務めていたミュージカル「ピンク スパイダー2014」を同社の「止むを得ぬ事情により」中止すると発表していた。(編集部・福田麗)