古田新太、予防接種2回もインフルエンザに 舞台会見を急きょ欠席
俳優の古田新太が6日、都内で出席予定だった舞台「万獣こわい」の製作発表記者会見を、インフルエンザのために欠席した。急きょ欠席となった古田のメッセージを出席した生瀬勝久が読み上げ、メッセージの中で古田は「インフルってしまいました。何だよ予防接種2発打ったのに、面目ない」と謝罪。「幸い高熱が出るわけでもなく、家でぼーっとしています。タミフルが効くことを願い、面白い作品を作るべく頑張ります。イン古田エンザ新太」と報告した。
“イン古田エンザ新太”って? 舞台「万獣こわい」製作発表記者会見フォトギャラリー
「万獣こわい」は、演劇ユニット“ねずみの三銃士”(生瀬・古田・池田成志)が「鈍獣」(2004)、「印獣」(2009)に続いて5年ぶりに放つ最新作。3月15日のパルコ劇場を皮切りに全国9都市で上演する。
会見には生瀬のほかに宮藤官九郎(作)、河原雅彦(演出)、池田、小池栄子、夏帆、小松和重が出席し、生瀬は休養中の古田へ「稽古始めの今で良かった。僕も前回(公演の)途中で中耳炎になりました。早く戻ってきてもらいたい」と激励のメッセージを送った。
一方、強烈な個性を持つベテラン俳優陣に囲まれ「祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹~」に続く2度目の舞台挑戦となる夏帆は、「この先輩方と同じ舞台上の立つだけで怖くてしょうがないです」と恐縮。池田が「僕ら3人は夏帆ちゃんのお父さん役をやったことがあるので大丈夫です」と優しくフォローするも、生瀬は「あるっけ?」とすっかり忘れており、夏帆が「ありますよ、しかも2回ありますよ!」と笑いながら突っ込んでいた。
また、作品については宮藤が「古田さんの『えげつないのがやりたい』、成志さんの『笑える話をやりたい』、生瀬さんの『俺はいい話が好き』という希望を、前回同様かなえていこうと思って」と語ったが、生瀬は「過去2回の作品でいい話は全然出てこないので、今回もきっとえげつなくて笑える話と思っておいてください」と予想していた。(中村好伸)
舞台「万獣こわい」は3月15日~4月8日までパルコ劇場にて上演、その後全国8か所で公演