スパイダーマンが環境保全イベント「アースアワー」の親善大使に!世界中で消灯リレー
人気キャラクターのスパイダーマンが、世界自然保護基金(WWF)が毎年行っている環境保全イベント「アースアワー」の親善大使に就任することが決定した。これまでにはモデルのミランダ・カーや女優のジェシカ・アルバも親善大使を務めていた。
アースアワーとは、世界約150か国の人々が同日同時間に電気を消すアクションを通じて、「温暖化を止めたい」「地球の環境を守りたい」という思いを分かち合うイベントで、2007年にWWFオーストラリアの呼び掛けでスタート。日本でも原爆ドームや東京タワーをはじめ、382の事業所や3,000もの人々が参加するなど年々反響が大きくなっている。
今年は3月29日に日付変更線に近い国々から順次、現地時間の午後8時30分を迎えた地域で実施され(午後9時30分までの1時間)、時差の関係上、東から順にリレーのように行われる。
今回、スーパーヒーロー初の親善大使として、スパイダーマンに白羽の矢が立ったのは、新作『アメイジング・スパイダーマン2』が、世界中の電気を大量に搾取して悪事を働く敵エレクトロとの戦いを描いているということ、そして、世界中で愛されるスパイダーマンをきっかけに幅広い層に興味を持ってもらいたいという理由から。
スパイダーマン役のアンドリュー・ガーフィールドは、「スパイダーマンがスーパーヒーローとして初めて、アースアワーの親善大使を務めることを誇りに思います。スパイダーマンは自分の持つ力に気がつけば誰でもスーパーヒーローになれることを示しています。一緒にスーパーヒーローになりましょう」とコメントを寄せた。
さらに、アースアワーの新プロジェクトとして「アースアワー・ブルー」の立ち上げも発表。アースアワー・ブルーは、世界中の人々に地球を守ることを目的とするクラウドファンディングおよびクラウドソーシングに参加してもらうための新デジタルプラットフォームで、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ監督が同プロジェクト最初の親善大使を務める。(編集部・中山雄一朗)
映画『アメイジング・スパイダーマン2』は4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開