『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督 ハリウッド女優にボトックスを使わないようアドバイス
映画『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督が、しわ取りのためボトックス注射をして顔面を凍りつかせているハリウッド女優に辞めるようインタビューで語った。
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「演技力に影響をもたらしているのがわかるから、そろそろ下火になってもらいたいね。ボトックスのようなものを使うと表情で感情を表せなくなる。演技というのは表情にかかっている」とLondon Evening Standardにコメントしている。
キュアロン監督は、男性と違い、写真を修正しまくる雑誌やハリウッドのプレッシャーが女性にはより重くのしかかっているのは理解できるが、ろう人形のようなルックスを見るのは好きではないとのこと。
「僕は女性が大好きだけど、改良されたのは好きじゃない」と語り、非現実的なルックス重視の現代では、娘の将来にも不安を感じるそうだ。
最近ではニコール・キッドマンやキャメロン・ディアスがボトックスによる顔に不満を抱くようになり、自然に年を重ねることにしたとメディアに語っている。(澤田理沙)