『スラムドッグ$ミリオネア』チームが女性テニス選手ビリー・ジーン・キングを扱った映画で結集！

　映画『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞作品賞を受賞したチームが、歴代最高の女性テニス選手の一人、ビリー・ジーン・キングと、男性テニス選手ボビー・リッグスが対戦した男女対抗試合「ザ・バトル・オブ・ザ・セックス」を題材にした映画の企画を進めていることがPage Sixで報じられた。

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　ビリー・ジーン・キングは、1960年代から1980年代の初期まで長い間女子テニス界をけん引してきた人物で、1970年にテキサスで女子テニス協会を設立したことで女子テニス界を変革し、その後数々の女子スポーツに影響を与えた。そんな彼女が、1973年9月20日にテキサス州ヒューストンで行われた男女対抗試合「ザ・バトル・オブ・ザ・セックス」で、対戦相手の男性テニス選手ボビー・リッグスを、（6-4、6-4、6-3）で破った試合が、このたび映画化されるようだ。

　『スラムドッグ$ミリオネア』のチーム、ダニー・ボイル監督と脚本家サイモン・ボーフォイは、ビリー・ジーン・キングに一度会っており、これから脚本を執筆するため、再び彼女にニューヨークで会うとのこと。ちなみに、昨年ウィンブルドンの前に、ビリー・ジーン・キングを扱ったドキュメンタリーがロンドンでプレミア上映された際に、ダニー・ボイル監督が鑑賞していたようだ。　（細木信宏/Nobuhiro Hosoki）