小芝風花、キキ顔負けの空中飛行を披露!
実写映画『魔女の宅急便』で主人公キキを演じる女優の小芝風花が20日、芸能・安産の神様で知られる花園神社でのヒット祈願イベントに出席し、キキさながらの空中飛行を披露した。この日はほかに、共演者の尾野真千子、宮沢りえ、広田亮平、筒井道隆、主題歌を担当する倉木麻衣らが出席した。
この日のイベントのため、主催は小芝に1億円の保険をかけてクレーンでの空中飛行を実現。ほうきを手にした小芝は大型クレーン車に吊り下げられ、15メートル上空まで舞い上がると、高さに悲鳴を上げることなく悠々と空中を遊泳し、「やっぱり空は最高です! 撮影以来、半年ぶりに空を飛びました。撮影中のことがよみがえりました」と満喫した様子を見せた。
尾野が小芝の飛びっぷりに驚きながら「高いところはわたしも大好き。飛べるものならわたしも飛んでみたい」とコメントすれば、筒井も「僕も飛べるものなら飛んでみたい」と羨望(せんぼう)のまなざし。倉木も「『魔女の宅急便』は大好き。学生の頃からわたしもほうきで飛ぶ練習をしていました。すごくうらやましい」と話すなど、共演者は一様に小芝の空中遊泳をうらやんだ。
そんな中、キキの母親コキリを演じた宮沢は「わたしも撮影中に飛ばせてもらった一人。高いところは平気。とても楽しかった」と振り返ると、クレーンから小芝が降りる際も自ら手を差し伸べてサポート。娘役の小芝については「お芝居がうまいとか下手とかより、細胞からキラキラした表現力はこの時期しかない。撮影中、彼女は本当にすてきでした。堂々としていたし、瞬発力もあり、わたしが16歳の時よりずっと大人っぽいと思いました」と絶賛し、小芝を「うれしい~!」と感激させた。
本作は、宮崎駿監督によってアニメ化されたことでも知られる角野栄子の名作児童文学を原作にしたファンタジードラマ。小芝は「本当にすてきな作品ができました。一人でも多くの方に観てほしい」と本作をアピールしていた。(取材・文 名鹿祥史)
映画『魔女の宅急便』は3月1日より全国公開