映画「聖闘士星矢」青銅聖闘士キャストを一新!星矢役はデビュー2年の若手声優!
アニメーション映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』のメインキャラクターとなる5人の青銅聖闘士(ブロンズセイント)の声優が発表され、これまでのアニメ版から、改めてキャストが一新されることが明らかになった。
映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』場面写真
女神アテナに仕える聖闘士(セイント)と呼ばれる少年少女たちの戦いを、聖闘士の中でも最下級の青銅聖闘士に位置する5人の若者(星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝)を中心に描く本作。およそ10年ぶりの映画化にあたって、声優陣もバトンタッチ。オーディションの結果、次世代を担う若手声優たちが新たな青銅聖闘士に抜てきされた。
主人公・星矢の声を演じるのは、2012年に声優デビューし、4月放送のアニメ「ハイキュー!!」への起用も決定している石川界人。そのほかドラゴン紫龍役に「真マジンガー 衝撃!Z編」兜甲児役の赤羽根健治、キグナス氷河役に「黒子のバスケ」黒子テツヤ役の小野賢章、アンドロメダ瞬役に「青の祓魔師」奥村燐役の岡本信彦、フェニックス一輝役に「PSYCHO-PASS サイコパス」宜野座伸元役の野島健児など、話題作のキャストを務める声優陣が顔をそろえる。
デビュー2年での大抜てきに石川は、「うれしくて全身の血がたぎるような感覚でした」と歓喜。まだ20歳ということもあり、「僕が生まれる前からあった作品で、歴史ある作品なので、星矢の持っている自分の信念を貫き通す芯の強さや素直さ、まっすぐさを出していきたいです」と意気込みを語る。一方でこの5人は、古谷徹や故・鈴置洋孝氏など、ベテラン声優陣も演じた役どころ。それだけに赤羽根が「正直、うれしいという気持ちよりも、恐れ多くて不安な気持ちの方が大きかったです」と語るなど、それぞれ多大なプレッシャーも感じていた様子。しかし現在は「それよりも聖闘士星矢に参加できるワクワクの方が勝っています」と小野が語る通り、5人に新たな命を吹き込むことを楽しみにしているようだ。
本作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されアニメ化もされた車田正美の大ヒット漫画を、テレビアニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいち監督が再び映像化した作品。原作ファンの間でも一番の人気を誇る「聖域十二宮編」を原作に、星矢と青銅聖闘士の仲間たち、そして最強とうたわれる黄金聖闘士(ゴールドセイント)によるバトルが描かれる。(編集部・入倉功一)
映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』は6月21日より全国公開