仲間由紀恵が森光子役!大女優の知られざる一面をドラマ化
仲間由紀恵が、2012年11月に92歳でこの世を去った大女優・森光子さんの知られざる一面を描くドラマ「森光子を生きた女~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~(仮)」(フジテレビ系、今春放送予定)に主演することがわかった。仲間はこの大役に「大変光栄であると同時に身の引き締まる思いです。女優としても女性としても偉大な大先輩の生きてこられた時代の背景や出演された作品などを、しっかり勉強して撮影に臨みたいと思います」と意気込んでいる。
ドラマ「森光子を生きた女~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~(仮)」フォトギャラリー
本作は、大阪の喜劇役者時代(26歳)から「放浪記」で芸術祭賞を受賞(42歳)するまでに焦点を絞り、“女の幸せ”と“女優としての幸せ”の間でもがく森さんの知られざる姿を描いた作品。妻のある演出家・岡本愛彦(藤木直人)に惹(ひ)かれて苦しみながらも略奪すると同時に、演劇界の帝王・菊田一夫(石坂浩二)に必死で食らいついて主演女優への階段を上っていく森さんの激動の数十年に仲間が挑む。
ナレーションは、森さんと公私共に親しかった黒柳徹子が尊敬の意と追悼の思いを込めて担当する。「(台本を読むと)わたしがお会いする前の森さんについて、知らないことがいっぱいあって驚きました」と明かした黒柳は、「『放浪記』の、日夏京子役で共演できたのが今となってはわたしの宝物です。2,000回を迎えた帝劇公演の後、もう一度『放浪記』の舞台に立っていただきたかった。そのときは、わたしもご一緒に、とお約束していましたのに!」としみじみと振り返った。クランクインは3月中旬の予定だ。(編集部・市川遥)
フジテレビ開局55周年特別番組「森光子を生きた女~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~(仮)」は今春放送予定