実写版『魔女宅』公開!キキ役の小芝風花が感無量の涙!
実写映画『魔女の宅急便』の初日舞台あいさつが1日に都内で行われ、本作で主人公・キキを演じ、映画初主演を果たした小芝風花が「胸がいっぱいです」と感激の涙を見せた。また、この日は本作が香港、シンガポール、台湾、インドネシア、スペインで上映されることも発表。小芝は「すごい! びっくりしました。小豆島をはじめとする日本の大自然を世界に届けることができてうれしいです」と笑顔を見せた。
登壇した小芝が映画を見終えたばかりの客席に向かって「皆さん、どうでしたか? 面白かったですか?」と問い掛けると、客席からは「面白かった!」との声が。それを聞いて「よかった!」と満面の笑みを浮かべた小芝は、「撮影が終わってから半年間、長いなって思っていたけど、あっという間でした。お客さん来るかなって心配していたけど、こんなにたくさんの人が来てくださって、本当にうれしいです。昨夜は眠れなかったんです」と話し、こらえきれない様子で涙をこぼした。
この日は共演者の尾野真千子、広田亮平、寿美菜子、清水崇監督も登壇。尾野が小芝の演技について「本当にもうキラキラしていましたよ」と絶賛すると、ジジ役の寿も「初めてお会いして、キキのまんまだなと思いました」とコメント。小芝は恐縮しつつ、尾野について「同じ関西出身で、めっちゃ、面白かった。わたしが緊張していたら関西弁で話しかけてくれた」と明かし、寿に対しても「声を聞いて、ズキュンときました。『あ! ジジだ!』と思いました」と笑顔で共演の感想を述べていた。
本作は、魔女になるための修行として、知らない町で1年間生活することになった13歳の少女・キキがさまざまな出来事を通して成長するさまを描くファンタジードラマ。小芝は「何度でも観てほしい。観るたびに新しい発見があると思います。できれば皆さん、宣伝の方もよろしくお願いします」と客席へ呼び掛けていた。(取材・文 名鹿祥史)
映画『魔女の宅急便』は全国公開中