公道仕様のバットモービルが約1億円で発売
映画『バットマン ビギンズ』のバットモービルのレプリカが100万ドル(約1億円)で発売されたとThe Hollywood Reporterなどが報じた。(1ドル100円計算)
バットモービルを発売したのは高級車、ヘリコプター、船などのラグジュアリー商品の販売サイトJames Edition。「この信じられないような車を公道仕様で作りました。ただし、日常使いの車ではないことをご理解ください」とサイトには書かれている。
売りに出されたバットモービルはオートマチック車で、8気筒のLS1エンジンを搭載。タイヤは44インチと巨大で、フレーム、シャーシ、ドライブラインはすべて特注とのこと。また、ドライバーアシスト用のカメラが5台付いており、GPSナビゲーション・システム、BluetoothとiPhoneにも対応したステレオシステムも装備しているとのこと。乗車定員は2名だそうだ。もちろん武器は何もついていない。
James Editionがワーナー・ブラザースから許可をもらっているかどうかは不明で、無許可の場合は訴訟に発展する可能性が高い。ワーナー・ブラザースは昨年2月、バットモービルを作って販売したカリフォルニア州に住む男性を著作権違反で訴え、勝訴。この際、裁判官は、「バットモービルは版権のあるキャラクターである」との判決を下している。(澤田理沙)