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女子高生が集団妊娠…実在の衝撃事件がモチーフの映画がゆうばりで上映!

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会場にはリュウグウノツカイも登場!
会場にはリュウグウノツカイも登場!

 アメリカで実際に起きた女子高生たちの集団妊娠騒動を基に描いた映画『リュウグウノツカイ』が北海道夕張市で開幕中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」オフシアター・コンペティション部門で上映され、キャストの武田梨奈佐藤玲石崎なつみ菅原瑞貴、そしてウエダアツシ監督が登壇した。

武田梨奈が女子高生役! 映画『リュウグウノツカイ』ゆうばり映画祭ギャラリー

 同作は2008年に米マサチューセッツ州の小さな漁村で起きた「女子高生集団妊娠騒動」を題材にした異色の青春ドラマ。舞台を日本に置き換え、田舎の小さな漁師町で集団妊娠を計画する女子高生グループの内面を繊細に描く。

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 彼女たちが日ごろ抱える悩みやストレスを描き、その行動に、深海魚・リュウグウノツカイが浜辺に打ち上げられる出来事が影響していく本作。題材とした事件についてウエダ監督は「都会ならまだあると思うけど、小さな漁村というところにひかれました」といい「調べてみても小さな町で、日本語で紹介しているところもほとんどなかったのですが、一つ、1810年代に数百人が海で竜……UMA(未確認生物)を目撃したニュースが見つかった。それで、謎の妊娠事件と謎の生物を合わせて制作しました」と映画化までの経緯を語った。

 撮影期間は1週間で、現場はスタッフよりもキャストが多い小規模体制だったという。それでもウエダ監督は、プロデューサーと立ち上げた会社で手掛ける1作目ということで「何でも自由にというよりは、決めた予算と決めた撮影数できちんとできなければこれからもダメということで、あらかじめ決めた中でやりました」と述懐した。

 一方、アクション女優としての活躍で広く知られる武田は、本作では等身大の女子高生を好演。ウエダ監督からアクション映画と本作との心境の違いを聞かれると、「いつもは身構えて現場に入るけど、今回は作りこみすぎず、自然のまま入って演出してもらったので楽しかったです」と笑顔で語っていた。(中村好伸)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は3月3日まで北海道夕張市内各所で開催中

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