血まみれ美女が限界アクション!過激描写満載の亜紗美主演作がゆうばりで上映!
北海道夕張市で開幕中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」オフシアター・コンペティション部門で先月28日、映画『女体銃 ガン・ウーマン』が上映され、主演の亜紗美、音楽のディーン原田、光武蔵人監督がトークショーに出席した。上映は立ち見客も出る盛況ぶりで、MCを務めた映画評論家の塩田時敏も「狂ったB級エンターテインメントの頂点を極めたような痛快な作品」と手放しで絶賛した。
今回のアクションも楽しみ! 亜紗美ゆうばり国際映画祭フォトギャラリー
同作は『サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼』などハリウッドを拠点に活動している光武監督がメガホンを取り、『片腕マシンガール』などのアクション女優・亜紗美が主演を務めたリベンジアクション。妻を殺された男の復しゅうために暗殺者として訓練された主人公が、体内に銃を埋め込んだ“女体銃”としてターゲットのもとに潜入し、壮絶な戦いを繰り広げる。
『サムライ・アベンジャー』ではマカロニ・ウエスタンにソードアクション、スプラッター描写を盛り込み「ごった煮映画」とも形容された光武監督だが、本作ではさらに過激に。塩田も同時上映されたスペイン映画『ボボ・フリッター』と共に「これぞド・ファンタスティックな作品!」と紹介した。
見どころの一つは、亜紗美がフルヌードで全身血まみれになりがら挑んだアクション。「まぁ見えているんです、いろいろと」という亜紗美が「それで(撮影の)時間が押しました」と冗談めかしながら振り返ると、光武監督も「(アクションで)いろいろなことはやっていても、股は閉じてもらわないといけなくて」とシリアスなシーンの裏側にある意外な苦労を明かす。さらに光武監督は、「やってはいけないことばかりをやって、撮影させていただいた映画です」と過激な描写満載の内容にニヤリ。予算の都合でカットしたシーンもあるとのことで、次回作では「女体銃と女体銃を戦わせてみたい」と続編への希望を語っていた。(中村好伸)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は3月3日まで北海道夕張市内各所で開催中