石原さとみ、タイムスリップで変えたい過去を告白
女優の石原さとみが5日、映画『幕末高校生』の完成報告会見に玉木宏、柄本時生、千葉雄大、李闘士男監督と出席し、「タイムスリップで変えたい過去」を告白した。
本作は、眉村卓の「名残の雪」を原案に、幕末期の江戸にタイムスリップしてしまった高校教師(石原)とその生徒たちが、勝海舟(玉木)や西郷隆盛らと対面しながら未来である現代へ戻ろうと奔走するSF時代劇。
玉木は本作について「とても観やすい映画。史実を基にした部分もあるけれど、歴史を知らない若い人にもわかりやすい内容になっていると思います」とコメント。石原も「監督はコメディーじゃないと言っていたけど、仕上がりを観たらまさに『ザ・コメディー』という内容だった」と明かした。
さらに、タイムスリップに絡めて「実際に幕末へ行けたら何をしたいか」と問われると、石原は「映画の中ではおそばを食べるシーンしかなかったので、他のものも食べてみたい。今は絶対に食べられないような面白いものもあるはず」と回答。また、「タイムスリップで変えたい過去はあるか」と聞かれると、「バレンタインで好きな先輩に毎年チョコを作ってあげていたんですけど、4年目にその人が実はチョコが苦手だったと知ったんです。1年目に戻ってマドレーヌに変えたい」と笑顔で答えた。
男性陣に対しては「もし自分の先生が石原さとみだったら?」という質問が飛び、玉木は「視力が悪いふりをして、一番前の席に座ってずっと見ていると思います」とコメント。柄本も「勉強はできない方ですが、きっと本気で勉強するようになると思います」と照れくさそうに話すなど、石原は共演陣からも人気だった。(取材・文 名鹿祥史)
映画『幕末高校生』は7月26日より全国公開