乳房切除のアンジェリーナ・ジョリー、術後1年の心境を明かす
女優のアンジェリーナ・ジョリーが、両乳房切除手術から1年が経過した現在の心境を明かしている。遺伝子検査の結果、がんの発症リスクが高いことが判明したアンジェリーナは、2013年初頭に予防的両乳房切除手術を受け、同5月にその事実を公表した。
Entertainment Weeklyのインタビューに応じたアンジェリーナは、術後1年の心境を尋ねられると「とても元気だし、幸せよ!」と回答。優れた医師に出会えるなどの環境にも恵まれ、順調に回復していることを明かした。
そんなアンジェリーナは現在、監督作の映画『アンブロークン(原題) / Unbroken』の製作真っただ中。「この作品のように全力を注ぐことができるプロジェクトに巡り合えたことも運が良かった。この作品のために健康でいられたことや、仕事にカムバックできたことも本当についていたと思う」と打ち明けると、多くの人から支援があったことに、改めて感謝の意を表した。
今後は、卵巣がんの発症リスクを低下させるための追加手術が控えているとのこと。アンジェリーナは「また別の手術があって、わたしはまだそれを受けていないの」と明かし、「これからもたくさんの人に話を聞いて、アドバイスをしてもらうつもりよ。次の段階を乗り越えるためにね」と前向きな様子を見せた。
アンジェリーナは、2007年に母ミシェリーヌ・ベルトランを卵巣腫瘍のため亡くしたことをきっかけに、遺伝子検査に踏み切った。手術を受けたことを公表した直後には、おばにあたるデビー・マーティンさんを乳がんのため亡くしている。(編集部・福田麗)