8年ぶり連ドラ主演の沢尻エリカ、いじめられ役で新境地誓う「思い切りたたきのめして」
4月19日よりスタートするドラマ「ファースト・クラス」(フジテレビ系)で約8年ぶりに連続ドラマ主演を務める女優の沢尻エリカが18日、報道陣の取材に応じ、心境を語った。ファッション業界を舞台にした壮絶な女の戦いに巻き込まれる主人公を演じる沢尻は、「これまでいじめられる役のイメージがなかったと思うので、ぜひ挑戦してみたかった。思い切りたたきのめしてほしい」と意気込んだ。
本作は、“マウンティング=人間の格付け”が当たり前のファッション業界で、「ファースト・クラス」の地位を目指す女たちの戦いを描いた現代版・裏シンデレラストーリー。ある日突然、地味な下町の衣料材料店から憧れのファッション雑誌編集部に転職することになった女性・吉成ちなみ(沢尻)が泥沼の戦いの中で悪戦苦闘するさまを描く。
「タイヨウのうた」(TBS系・2006年)以来の連ドラ主演に沢尻は、「まず、ちなみの芯の強いところに共感しましたね。わたしは中学のときに陸上部でマラソンをやっていましたし、兄や姉もトライアスロンをやっているので、うちはアスリートの血筋なんです。だからすごく負けず嫌いなところがある」と主人公と自身を重ね合わせる。
また、女同士の“格付け地獄”に足を踏み入れる主人公を演じるに当たって、沢尻は「思い切りたたきのめしてほしい! という願望はありますね。こんな女の戦いを実際に経験したことがないので、とことんやってほしい」と意欲満々。「特に女性に観てほしいですが、男性には『実は女の世界ってこうなんだぞ! 心して観て』と言いたいですね」と強調しつつ、「どんな困難にぶつかっても、笑顔と優しい気持ちを忘れずに自分らしく生きてほしいということが伝わればうれしい」とドラマへの思いを語っていた。(取材・文:坂田正樹)
ドラマ「ファースト・クラス」は4月19日よりフジテレビにてスタート 毎週土曜午後11時10分~11時55分