劇場版『絶狼』のヒットに「最強の敵役」セイン・カミュも歓喜の「ワーオ!」
現在劇場公開中の映画『絶狼<ZERO> 白ノ章』に出演するセイン・カミュ、野本かりあが18日、シネ・リーブル池袋で行われた同作の大ヒット御礼トークショーに金田龍監督と共に出席した。
本作は人気特撮ドラマ「牙狼」シリーズの主要キャラクターである魔戒騎士、涼邑零(藤田玲)を主人公とした新シリーズ。この日のトークショーには、零を追い詰める最強のホラー、リング役のセインと、リングと行動を共にする謎の女性イユ役の野本という敵役コンビが登場。金田監督が「このメンバーでトークをするのは初めて」と切り出すと、セインも「正直、心配です」と続けたが、いざトークが始まると軽妙な会話を繰り広げ、観客も興味津々な様子で耳を傾けていた。
この日の会場には、「映画を3回以上観た」という熱心なファンも多く、セインは「ワーオ! お客さまは神さまですね」とご機嫌な様子。金田監督も「初日の舞台あいさつでも言ったが、今回は『牙狼』シリーズを支えてくれたファンの思いを大切にした作品。主演の藤田玲の代表作にしたいという思いだったので、本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝の思いを述べる。
そして今週末の22日からは、いよいよ劇場版第2弾『絶狼<ZERO> 黒ノ章』が公開。すでに関係者向けの試写を観たというセインが「すっげー良かった! 最後は本当にね……。言っていいですか?」とオチを言おうとすると、すかさず「ダメ!」とたしなめる野本。そんな二人の姿に会場は笑いに包まれた。
劇場版第2弾について「サウンドもだいぶ頑張ったので、ぜひ体感していただいたら。編集もディレクターズカットなので、(先行放送された)CSチャンネルファミリー劇場でご覧になった方も、だいぶ違うはずです」と観客の期待をあおった金田監督。最後に「『絶狼』の続編がスタートするかどうかは、皆さんの声にかかっているので、どうかよろしくお願いします」と会場に呼び掛けると、ファンからは大きな拍手が送られた。(取材・文:壬生智裕)
映画『絶狼<ZERO> 白ノ章』はシネ・リーブル池袋ほかにて公開中