実物大ガンダムでプロジェクションマッピング!華麗な姿にファンも歓声
人気アニメ「機動戦士ガンダム」で臨海副都心地区の活性化を目指す「TOKYO ガンダムプロジェクト 2014」の一環として20日、複合施設ダイバーシティ東京 プラザ内フェスティバル広場に設置されている実物大ガンダム立像とプロジェクションマッピングを使用したイベントが行われた。実物大ガンダムが光と音楽、映像によって華麗にライトアップされる様子に、会場に足を運んだ人々の間からはため息が漏れた。
実物大ガンダムでプロジェクションマッピング!フォトギャラリー
イベントは、18メートルの実物大ガンダム立像「RG1/1 RX-78-2 ガンダム Ver.GFT」を使った初の3Dプロジェクションマッピングとなり「戦いを終えたガンダムを囲んで、メカニックたちが巻き起こすインダストリアルパーティ」という架空の物語を映像、音楽、光で表現。天候はあいにくの雨だったが、ガンダムの生みの親として知られる富野由悠季監督が見守る中、メカニックにふんしたDJが壇上に立つと、電流が走ったかのように、ガンダムの全身にめまぐるしく光が拡散する。
その後、時には花柄、時には内部構造を露出したような骨格が浮き上がるなど、およそ8分間に渡ってガンダムの体が変化。カサを差しながら集まったファンの口からも大きな歓声が上がった。イベントは翌日からの3日間、ダイバーシティ東京で一般公開される。
この日は「機動戦士ガンダム 35周年プロジェクト」発表会も行われ、富野監督による新作ガンダムシリーズ「ガンダム Gのレコンギスタ」の今秋公開、大ヒットコミックが原作の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」の2015年春におけるイベント上映などが発表された。(取材・文 名鹿祥史)