ゲイリー・マーシャルが『プリティ・ウーマン』のブロードウェイ・ミュージカル化を企画
ゲイリー・マーシャル監督が、映画『プリティ・ウーマン』をブロードウェイ・ミュージカルにするため、ニューヨークに打ち合わせに来ているとNew York Post紙が報じた。
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マーシャル監督は、映画『アウトロー』『M:i:III』などのプロデューサーの1人だったポーラ・ワグナーを引き連れ、舞台監督や作曲家、作詞家とミーティングをしたという。脚本は、映画と同じJ・F・ロートンがマーシャル監督と共同執筆することは決まっているが、音楽の担当者については確定はしていないようだ。
ヘンリー・ウィンクラー、ロン・ハワード監督などが出演し、アメリカでは誰もが観て育ったテレビドラマ「ハッピーデイズ」を企画、プロデュースしたことで知られるマーシャル監督は、映画『プリティ・プリンセス』『バレンタインデー』などのヒット作を監督しているが、ミュージカルでは成功はしていない。
The Hollywood Reporterによると、1980年にプロデュースしたブロードウェイの初舞台「ザ・ロースト(原題) / The Roast」は4公演で打ち切りになったとのこと。「ハッピーデイズ」もミュージカル化したが、地方公演ばかりでブロードウェイでは上演されていない。
『プリティ・ウーマン』のミュージカル化は2001年にも一度企画されており、当時、このプロジェクトに関わっていた人物は、「ミュージカルにぴったりの映画です。肩入れをしてしまうキャラクターが出演するロマンチックコメディーで、ハッピーエンドのおとぎ話の要素もあります」とNew York Post紙に語っていた。この時はマーシャル監督とウォルト・ディズニー社がプロデュースすることになっていたが実現には至らなかった。(澤田理沙)