『Mr.インクレディブル』と『レミーのおいしいレストラン』が3D化!
ピクサーの長編アニメーション映画『Mr.インクレディブル』(2004)と『レミーのおいしいレストラン』(2007)の3D化が進行中であるようだ。ScreenDailyが報じた。
映画『Mr.インクレディブル』は引退したスーパーヒーローとその家族の愛と冒険を描いた人間ドラマで、『レミーのおいしいレストラン』は並外れた料理の才能を持つネズミと、料理の苦手な見習いシェフの出会いを描いた物語。
同サイトによると、ロンドンで行われた3Dクリエイティブサミットに出席したピクサー・アニメーション・スタジオの3D製作ディレクター、ジョシュ・ホランダーは「今、僕たちは『Mr.インクレディブル』に取り掛かっているんだけれど、3Dはとても面白いんだ」と明かしたという。
また「テクノロジーに取り組むことは興味深い挑戦」と語るホランダーは、同様に『レミーのおいしいレストラン』の3D化にも取り組んでいることを明かしたといい、作品に満足していることを伝えている。
ピクサーは2009年の『カールじいさんの空飛ぶ家』以降、長編作品を3Dで公開しており、それ以前の作品では『トイ・ストーリー』(1995)、『トイ・ストーリー2』(1999)、『モンスターズ・インク』(2001)、『ファインディング・ニモ』(2003)がすでに3Dに変換されて再公開済みだ。(製作年は2D版)(山口浩太)