『猫侍』主演猫、熱愛暴露に思わずノーコメント?
22日、映画『猫侍』のティーチインイベントがシネマート新宿で行われ、主人公猫・玉之丞を演じたメス猫のさくら(若)が、アニマルトレーナーの北村まゆみと登壇した。観客からの「玉之丞さまは今、お付き合いされている方はいらっしゃいますか?」との質問に、北村が「この子は、お奉行さんの飼い猫・寅之信を演じたオスのマイケル君と仲良しです」と答えると、さくらがいきなりマイクを取り上げるしぐさをし、北村による暴露を阻止するハプニングがあった。
主人公猫の玉之丞は、あなご(14歳)、さくら・大人(15歳)、さくら・若(4歳)の3匹が演じているが、今回は一番若い「さくら・若」が登場。ちなみにうわさになっているマイケル君は、第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した『舟を編む』にも出演しているといい、まさに期待のホープ猫。すわビッグカップルの誕生かと会場は大盛り上がりだった。
また、この日は向井達矢プロデューサーも登壇。観客からの続編を求める声に対しては、「皆さんのご希望があれば頑張ります」としつつ、「でもあと3回観てくれれば…!」と懇願することも忘れなかった。また、自分が「犬派」であることも告白し、「次回作は『犬侍』で」と冗談交じりに付け加えていた。
この日はヒット御礼イベントとして、集まった300人の観客と「さくら咲く春のにゃん×2フェス 『なるほど! ザ・ニャンコ』」なるクイズ大会を開催。映画を観ていれば簡単に答えられる超基本問題から、何度観ていないとわからないようなマニアック問題まで計8問が出題。最後まで勝ち残った10人の観客が、さくらとの2ショット写真を撮ってもらい、メロメロになっていた。
本作は、「剣豪×猫×癒し」という異色のコラボで完成した笑いと涙の時代劇。主演の北村一輝の絶妙な歌唱力にも注目だ。(取材・文 吉井隆史)
映画『猫侍』はシネマート新宿ほか全国公開中