黒川芽以、結婚願望が高まる!「幸せな結婚がしたい」と告白
22日、映画『ねこにみかん』の初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の黒川芽以は本作について「家族に対してすごく強く思いが芽生えました。すごく共感できました」と明かすと、「もうすぐ27歳なんですけど、幸せな結婚がしたい」と結婚願望が高まったことを告白した。
本作は、ある田舎に住んでいる不思議な一つの絆で結ばれている家族を通じて、「家族」「親子」「幸せ」を描くヒューマンドラマ。これが長編デビュー作となる戸田彬弘監督は「ミカン」をタイトルに据えた理由を、「気付けば家族みんなが手を伸ばして食べる、ちゃぶ台のミカンが好きだった。そんなところから何か家族の物語を描きたいと思った」と説明した。
続けて「出演者に恵まれて幸せでした」と振り返った戸田監督だったが、女優陣から「なぜか全員、監督から髪の毛を短く切ってと要求された。あれは絶対監督の好み!」と問い詰められると「あ、そうですね」とあっさり認めていた。
また、本作で描かれる家庭は、3人の異母兄弟に、「ママ」「カカ」「ハハ」と呼ばれるそれぞれの母親に1人の父親と実に複雑な関係。そのため、出演者の大東駿介は撮影中、ホワイトボードに自ら関係図を描き、撮りながら、その家族にできていた溝が埋まる過程を書き加えていったと明かしていた。
その大東は1か月のオール和歌山ロケの間、体が黄色くなるほど「有田ミカン」を食べ、「味も1つずつ違うんですよね。めっちゃおいしい!」とミカン愛を語るほどのミカン好き。この日のフォトセッションでも、登壇者がみんながミカンを手に臨む中、大東だけがいきなり皮をむきだすという一幕もあった。(取材・文 吉井隆史)
映画『ねこにみかん』はシネマート新宿・心斎橋ほかにて全国公開中