綾野剛、今度はトイレのためイベント途中退席
俳優の綾野剛が24日、六本木のニコファーレで行われた映画『白ゆき姫殺人事件』のトークイベントに登壇し、開始早々トイレに行くため一時退席するハプニングがあった。綾野は2012年にも映画『新しい靴を買わなくちゃ』の舞台あいさつで足をつり、『その夜の侍』のイベントでは貧血のため、一時退席していた。
綾野のほかに井上真央、菜々緒、小野恵令奈、ダンカン、中村義洋監督も登壇したこの日のトークイベント。冒頭のあいさつ中に綾野は「ちょっとトイレ行っていいですか」とまさかの申し出をし、「ずっと我慢していて、こんなすぐに(イベントが)始まるとは思わなくて」と申し訳なさそうにそのままトイレへ直行。菜々緒は「自由だな。ありなんですね、こういうの(笑)」と目を丸くした。
その後、全員があいさつを終えてトークが始まるタイミングで帰ってきた綾野は、「ごめんなさい、作品がマイナスイメージになると困るので、うまく書いてください」と謝罪。そんな思わぬハプニングに、井上は「(ニュースの)見出しになるよきっと。『綾野剛、トイレへGO!』って」と綾野の名前にかけてニヤニヤ。ツイッターユーザー限定で行われた本イベントでは、観客のツイートがリアルタイムに登壇者たちの後ろにあるスクリーンに表示され、「手洗った?」「遅ーい」「お帰り」など綾野をイジる書き込みであふれていた。
同作は、『告白』などの原作者・湊かなえの小説を基に、美人OL典子(菜々緒)の殺害容疑を掛けられた地味系女子・城野美姫(井上)が、過熱するテレビ報道やうわさによって追い詰められていくさまを描くサスペンスドラマ。
綾野は映画について「台本を読んで、中村さんとご一緒したいと思いもありまして、他の皆さんも魅力的なキャストばかりだったので、絶対面白くなるなと思っていました」とコメント。劇中では事件を追うワイドショーのディレクター役でダメ男にふんしているが、中村監督は「こういう役の方がめずらしいけど、地に結構近い。クールな役が多いけど、(素顔は)そんなにクールじゃないですよね」と綾野の印象を明かしていた。(中村好伸)
映画『白ゆき姫殺人事件』は3月29日より全国公開