オスカー俳優ケヴィン・スペイシー、チャーチル英元首相役に挑戦か?
映画『アメリカン・ビューティー』(1999)でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ケヴィン・スペイシーが、イギリスの伝説的な元首相ウィンストン・チャーチルを演じるかもしれない。The Hollywood Reporterがその可能性を報じた。
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チャーチルは1940~1945年、第2次世界大戦中に首相を務め、イギリスを戦勝国に導いた。1951~1955年の再任時には植民地をほぼ全面的に失い世界での地位を落としていたイギリスの立て直しに貢献。優れた軍事家としての手腕も発揮した。
『キャプテン・オブ・ザ・ゲイト(原題) / Captain of the Gate』と題された新作では、チャーチルが政界で力を得て首相の地位まで上り詰め、いかにナチス・ドイツの脅威から母国そして世界を救ったかが描かれる。
脚本は、ドキュメンタリーテレビ番組「レーガン(原題) / Reagan」や「ベトナム・イン・HD(原題) / Vietnam in HD」などを手掛けたベン・カプラン。現在、監督探しが進行しているところだ。
スペイシーは、オンエア中のテレビシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の製作総指揮と出演を果たしているほか、現在は映画『モンスター上司』続編の撮影中だ。(鯨岡孝子)