ナックルボーラー、R・A・ディッキー投手の自伝が映画化!
米大リーグ、トロント・ブルージェイズのR・A・ディッキー投手の半生が映画化されることが、Deadline.comによって明らかになった。
本作は、2012年に出版されたディッキーの自叙伝「Wherever I Wind Up: My Quest for Truth, Authenticity and the Perfect Knuckleball」を映画化するもの。同書では、子ども時代の虐待やプロ投手になる夢を失いかけた彼の生い立ちが語られる。
ディッキー投手は、メジャーリーグで生き残るために習得したナックルボール(ボールの方向が不規則に変化しながら落ちる変化球)を駆使することで知られる。30代半ば過ぎの2012年には20勝を挙げ、ナックルボーラーとして初のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いた。
脚本は、テキサスの寂れた町の人々が高校のフットボールに熱狂する姿を描いたノンフィクション「フライデー・ナイト・ライツ」の作者H・G・ビッシンジャーが執筆。またプロデューサーとして、テレビドラマ「The OC」シリーズのベン・マッケンジー、映画『プロメテウス』のローガン・マーシャル=グリーンが参加するとのことだ。(山口浩太)