柳沢慎吾、「いいとも」打ち上げ欠席
昨日、32年の歴史に幕を閉じたフジテレビ系「笑っていいとも!」の生特番「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」に出演し、爆笑を誘った俳優・柳沢慎吾が1日、都内にて、“特別宣伝刑事”を務める海外ドラマ「キリング/26日間」のDVD発売イベントに登場した。同番組で大活躍した柳沢だったが、司会のタモリ以下スタッフ、キャスト含め700人が集まったという「いいとも」の打ち上げは、本イベントのために参加できなかったことを明かした。
柳沢は30年前、「いいとも」のコーナーレギュラーとして半年間出演。お客さんと共に番組を作り上げる一体感に感動したといい、「国民はみんな、『いいとも』と一緒に育ってきたでしょ。昨日アルタやフジテレビ前では泣いている人もいたらしいじゃない」と感慨にひたる。そして名ゼリフ「いい夢見ろよ」にかけて「いい夢見させてもらいました」と話し、「ひとまず、“あばよ”ですね。でもまたいつか帰ってきてほしい」と復活を望んだ。
昨夜8時からの生特番に歴代レギュラーとして出演した柳沢は、初めは招待席から見ていたものの、途中でとんねるずの木梨憲武によって無理やりステージに上げられた。何かあったときのために警察無線の割れた音質を表現するための小道具であるタバコはきっちりポケットに忍ばせておいたという。
ステージ上ではタモリをはじめ、ウッチャンナンチャン、ダウンタウン、ナインティナイン、とんねるず、爆笑問題、SMAP中居正広など豪華メンバーが見守る中、お得意の「警視庁24時」ネタはもちろん、高校野球の選手、応援団、観客、実況などをすべて1人でこなす「ひとり甲子園」を披露。場内は爆笑に包まれ、「緊張したけど最後ウケてよかった」と胸をなでおろした。
残念ながら打ち上げには参加できなかったが、「家に帰った後、楽しい余韻に浸りながら、この『キリング/26日間』を観ていました。見始めたら止まらなくて」と引き込まれる本作の世界観に驚いていた。
同作は、17歳の美少女殺人事件の真相をめぐり、複雑な人間関係と繊細な心理描写をリアルに描いた全米震撼(しんかん)の本格派サスペンス。殺人事件の発生から捜査、解決までを1話1日、全26話26日で丁寧に描いている。(取材・文:吉井隆史)
「キリング/26日間」は4.2(水)Vol.1-6レンタル開始、Vol.1&DVD-BOX1発売(デジタル先行配信中)