柴咲コウ、声優再挑戦を希望!大ファン「コナン」に主題歌で再登板
歌手で女優の柴咲コウが31日、有楽町朝日ホールで行われたアニメ映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』完成披露試写会に出席し、大ファンだという「コナン」への再登板に笑顔を見せた。この日はそのほか、ゲスト声優の福士蒼汰、パトリック・ハーラン(パックン)、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也らも参加した。
ゴールデンウイーク時期の風物詩として公開されてきた劇場版「コナン」シリーズも18作目。昨年12月に公開された『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』から4か月後の公開となる新作に、コナンの声を演じる高山は「あっという間でしたが、でも一番大変なのはスタッフだったと思う」としみじみ。
そして昨年の『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』でゲスト声優を務めた柴咲は、本作で主題歌を担当。「まさか1年後に同じ作品の主題歌を歌わせてもらえるなんて夢にも思っていなくて。光栄なことだと思います」と笑顔を見せる。高山の「キター! という感じでしたね。わたし柴咲さんが大好きなので、こういう形でまたお会いできてうれしいです」というコメントに「こちらもうれしいです。わたしは声優に慣れていないので、声だけで芝居をするのは難しかったのですが、のめりこみました。またやりたい」と明かすと、パックンが「じゃ今度は、僕と蒼汰君がテーマ曲を歌いたい」とジョークを発し、会場を笑いに包んだ。
一方、今回声優初挑戦となった福士は、20歳にして32歳の役に挑戦したといい「ひとまわり上の役なので、声をどうしようかなと思っていました。きれいでなめらかな声になってはいけないと思って。僕が32歳になったら、こういう声になるのかなと想像しながらやりましたね」とアフレコ収録を述懐。ここでもパックンが「蒼汰君は自分の声を聞いて、『この透き通るような声じゃだめだ。パックンはガラガラ声でいいな』なんて言っていたんですよ」と冗談交じりにちゃかしてみせ、観客の笑いを誘っていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』は4月19日より全国公開