元いいとも青年隊・岸田健作、箸の持ち方はタモリに習う
元いいとも青年隊で、ビジュアル系ロックバンド「RoViN」のボーカル・岸田健作が31日、フジテレビの「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」終了後にブログを更新し、「箸もちゃんと持てなかった僕に持ち方教えてくれたり」と司会のタモリとの思い出をつづった。岸田は、1997年に10代目いいとも青年隊として芸能界デビュー。2000年までいいとも青年隊で活動し、その後3年間は月曜レギュラーとして番組に出演した。
タモリとの初対面の時のことは今でも強く印象に残っているといい、「日焼けして頭ドレッドヘアでピアスしてジャラジャラとアクセサリーして学ラン着て挨拶に行った僕に『タモリです。宜しくお願いします。』と僕よりも深くお辞儀してくださったんです」と振り返った岸田。その瞬間「なんて大きな方なんだ」と圧倒されたというが、その後、一緒に食事をする機会が増えるとタモリは「僕が言うのは失礼極まりないのですが、時にお父さんのようであり、お兄ちゃんのようであり、友達のよう」だったという。
番組中の岸田の数々の失敗についても「タモリさんは怒る事なく『バカだなぁ』と笑いながら言ってくださいました」とのこと。さらに「箸もちゃんと持てなかった僕に持ち方教えてくれたり」と公私にわたって世話になったことを明かした。「僕は笑っていいともでデビューさせていただき、幸せ者でした」「タモリさん、スタッフの皆様、出演者の皆様、32年間本当に長い間お疲れ様でした」と感謝の思いをにじませている。
「笑っていいとも!」は1982年10月4日に放送がスタート。31日に放送された「笑っていいとも!」最終回と夜の「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」をもって32年の歴史に幕を下ろした。(朝倉健人)