黒木メイサ、夫婦の財布は「別々でいい」
黒木メイサが3日、津田塾大学で行われた8日スタートの連続ドラマ「ブラック・プレジデント」(関西テレビ・フジテレビ系)の学生限定試写会&トークショーに沢村一樹、門脇麦、永井大らと共に参加し、夫婦におけるお金についての考えを明かした。
沢村ふんするブラック企業の社長がゆとり世代の若者と一緒に学生生活を送るというドラマの設定にちなみ、この日のトークショーでは、キャスト陣と会場に集まった100名の学生たちが質問に「イエス」か「ノー」で答え、その世代間ギャップがどれほどのものなのか調査するという趣旨で行われた。
「結婚しても財布は別々にすべきだ」という質問に、「イエス78 / ノー22」と答えた学生たち。その答えを見た沢村が「僕はノーなんですよ。財布は奥さんが管理した方がいいと思います」と明かすと、黒木は「わたしはイエスですかね。別々でいいと思います。もちろん奥さま働いているかとか、いろいろな状況によって変わってくると思いますけどね」と学生寄りの回答を示した。
さらに続けて「デートの時は割り勘でもいいよ」という質問に、学生たちは「イエス88 /ノー12」と回答。そんな中で少数派の「ノー」の札を挙げた黒木に、沢村が「お! さすがですね。駄目ですか、やっぱり」と尋ねると、「牛丼でもいいんですよ。それでもやっぱりデートのときは男性が払ってくれた方がうれしいですかね。それで10回に1回はわたしが払うというような感じで」と自身のデート観を明かしていた。
本作の脚本を務めたのはテレビドラマ「結婚できない男」などの尾崎将也。イベント冒頭に登場した尾崎は、「このドラマは僕にとって、本来の自分の個性というかテイストを全面に押し出して書けるドラマ。気軽に楽しめる痛快エンタメになっているので楽しみにしていただければ」とあいさつ。まさに尾崎ワールドの住民ともいうべき、毒舌で高慢な主人公を演じた沢村は「役を通じてズケズケと言うのは気持ちいいなと思った」と役を気に入っている様子だった。(取材・文:壬生智裕)
テレビドラマ「ブラック・プレジデント」は関西テレビ・フジテレビ系にて4月8日放送スタート 毎週火曜午後10時から