脚本が流出したタランティーノ監督の西部劇映画が朗読劇として上演決定!
脚本が流出して話題になった、クエンティン・タランティーノ監督が企画していた西部劇映画『ザ・ヘイトフル・エイト(原題) / The Hateful Eight』が、朗読劇として1日だけ上演されることになった。Varietyや複数のメディアが報じている。
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同朗読劇は、独立系映画作家などを支える非営利団体、フィルム・インディペンデントのもと企画され、今年の4月19日にロサンゼルスのダウンタウンにあるエース・ホテル内のシアターで行われることになった。なお、レコーディングやライブ配信を行う予定はなく、観客だけの特別な作品になるようだ。
この西部劇映画の脚本流出事件は、今年1月に、違法に入手した脚本をインターネット上に公開したとして、タランティーノ監督がGawker Mediaを相手に著作権の侵害で訴えを起こしていた。
チケットは、まず優先的にフィルム・インディペンデントの会員、ロサンゼルス郡立美術館のフィルムクラブの会員、ニューヨーク・タイムズ・フィルム・クラブの会員が、4月11日昼12時(米西海岸現地時間)から200ドル(約2万円)で購入でき、もし売れ残りがあれば、一般にも4月16日夕方5時(米西海岸現地時間)から売り出すようだ。(1ドル100円計算)(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)