『キャプテン・アメリカ』最新作、4月興収の新記録達成! -4月7日版
全米ボックスオフィス考
大ヒット映画『アベンジャーズ』シリーズの一環でもあるアクション大作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が、9,502万ドル(約95億200万円)という巨額のデビュー興収をたたき出して全米ボックスオフィスのトップに輝いた。また、4月公開の映画として、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)を抜いてデビュー興収の新記録を樹立した。(1ドル100円計算)
ぶっちぎりのトップ!映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』場面写真
マーベルのキャラクターが主人公の映画ランキングでもトップ10に入り、本作のデビュー興収は前作『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)よりもおよそ3,000万ドル(約30億円)もアップするなど、まさに破竹の勢いだ。
先週から61パーセントの興収ダウンで第2位となったのは映画『ノア 約束の舟』で、1,705万ドル(約17億500万円)。第3位は、先週から1ランクダウンの映画『ダイバージェント』で1,298万ドル(約12億9,800万円)。同作のトータル興収は1億1,400万ドル(約114億円)となっている。
第4位は、映画『ゴッズ・ノット・デッド(原題) / God's Not Dead』で776万ドル(約7億7,600万円)、そしてトップ5最後は、先週から2ランクダウンしたファミリー向け映画『マペッツ・モスト・ウォンテッド(原題) / Muppets Most Wanted』で615万ドル(約6億1,500万円)だった。
今週末は、日本では大きな話題にならなかったもののアメリカでは人気を博したアニメ映画『ブルー 初めての空へ』の続編となる映画『リオ2 (原題) / Rio 2』が3,900館で封切りを予定しているのに加え、ラテン語で目を意味するホラー映画『オキュラス(原題) / Oculus』、そしてケヴィン・コスナー主演のスポーツドラマ映画『ドラフト・デイ(原題) / Draft Day』がスタンバイしている。
どの新作もトップ5に入ることが予想されるが、勢いがほかの作品とはけた違いの『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』をトップから引きずり下ろすことは、難しいかもしれない。(ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)(ランキング・数字などはボックスオフィスなど調べ)