『ゴーストバスターズ3』製作が暗礁…監督が見つからず
人気コメディー映画『ゴーストバスターズ』シリーズ第3作の製作が、暗礁に乗り上げている。前2作のメガホンを取ったアイヴァン・ライトマンは先月、同シリーズの脚本家・出演者であるハロルド・ライミスさんが死去したことで監督を辞退。以来、製作陣は新たな監督候補者と交渉を続けているが、状況は芳しくないようだ。
ライトマン監督が辞退の意向を示した後、有力候補として挙がっていたのは『21ジャンプストリート』『LEGO(R)ムービー』といったヒット作で知られるフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督。だが、CinemaBlend.comによると、プロデューサー陣との交渉の席が設けられたものの、両監督は先日、断りの連絡を入れたという。
製作を務める米ソニー・ピクチャーズは2015年中の製作開始、ならびに2016年中の公開を目指しているが、現在のところ、脚本作業の進捗(しんちょく)も伝えられていない。シリーズ第3作の製作は2009年ごろから断続的にアナウンスされていたが、これまで具体的な形としてはまとまっていないことも不安材料だ。
報道によると、『ゴーストバスターズ』シリーズ第3作は、前2作から主要キャストを入れ替え、新たな世代に「ゴーストバスターズ」が引き継がれるストーリーになるとのこと。ダン・エイクロイドら前2作の主要キャストはカメオ出演すると伝えられている。(編集部・福田麗)