『アナと雪の女王』600万人突破でV4!春休みを制する
映画週末興行成績
興行通信社が7日に発表した全国映画動員ランキングでは、4週連続1位を獲得した映画『アナと雪の女王』を筆頭に、1位から7位まで同作品が同順位をキープする、変動の少ないランキングとなった。
『アナと雪の女王』の土日2日間成績は動員64万2,489人、興行収入8億5,091万1,950円で、前週動員比93パーセントという驚異的な数字を記録。累計成績は動員635万3,035人、興収77億785万8,800円で、公開24日間での動員600万人突破は、2007年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(最終興収109億円)の27日間を上回るペース。春休み最後の土日ということで、劇場にはファミリー層を中心に学生、カップル、OLと幅広い観客が来場。また関連グッズも全国各地で品薄状態が続いているという。
公開5週目の『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』は4週連続2位で、累計動員は290万6,219人、累計興収は31億7,944万6,250円。新シリーズ歴代興収2位の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』が5週目時点に記録した28億7,871万3,250円を超えるハイペースの推移で、『アナと雪の女王』の快進撃の陰に隠れているが、こちらも好調だ。
3位『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の累計動員は53万5,586人、累計興収は6億2,190万6,400円。4位『白ゆき姫殺人事件』も好調で、累計動員は38万588人、累計興収は4億8,073万9,150円。6位『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』は累計動員72万1,876人、累計興収7億8,974万円となった。
『ドロップ』『漫才ギャング』に次ぐ品川祐の監督第3弾『サンブンノイチ』が8位に初登場。全国211スクリーン公開で、土日2日間で動員4万4,491人、興収6,345万円を記録した。さだまさし原作『サクラサク』は初登場10位。全国148スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員2万1,759人、興収2,601万3,700円を記録。9位の『神様のカルテ2』は累計動員47万1,911人、累計興収は5億6,413万4,250円となった。
今週末は『クローズEXPLODE』『L・DK』『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』『アクト・オブ・キリング』『ネルソン・マンデラ釈放の真実』などが公開予定。(文中の数字は興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【全国映画動員ランキングトップ10:2014年4月5~6日】※()は先週の順位
1(1)『アナと雪の女王』:4週目
2(2)『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』:5週目
3(3)『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』:2週目
4(4)『白ゆき姫殺人事件』:2週目
5(5)『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』:2週目
6(6)『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』:4週目
7(7)『LIFE!』:3週目
8(NEW)『サンブンノイチ』:1週目
9(8)『神様のカルテ2』:3週目
10(NEW)『サクラサク』:1週目
(ランキングは興行通信社調べ)