『テルマエ・ロマエII』イタリアの世界遺産でプレミア!スタンディングオベーションに阿部、上戸も感無量!
現地時間4月9日、阿部寛と上戸彩が世界遺産であるカゼルタ宮殿で映画『テルマエ・ロマエII』のプレミア上映の舞台あいさつに登壇した。上映後、約2分間に及ぶスタンディングオベーションを送られた阿部が「僕の古代ローマ人はいかがでしたか?」とあいさつすると、観客からは大歓声と「ブラボー!」の声が飛んだ。
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18世紀に建てられた国内最大のカゼルタ宮殿は、映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』と映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の劇中で、アミダラ女王の宮殿として登場したほか、映画『M:i:III』の撮影に使われるなど、映画との関係も深い歴史的建造物。華やかな舞台を前に阿部は「こんなに素晴らしい世界遺産で上映できることにとても感謝しています」と感無量の様子であいさつした。
上映前の舞台あいさつでは、二人が日本の文化を紹介すると、現地のイタリア人に足湯と指圧を体験させるというイベントも実施。阿部が肩、上戸が手をもむという豪華なマッサージに気持ち良さそうな表情を浮かべた男子学生に阿部は「最初痛がるかと思ったけど、目をつぶって気持ち良さそうにしてくれたのでうれしいですよ」と満足げな笑顔を浮かべていた。
この日はイベントに先立ち、世界遺産のポンペイ遺跡を訪れた阿部と上戸。阿部演じるルシウスが初めてタイムスリップしたときに、日本の銭湯にある壁画の富士山と見間違えたベスビオ火山を望む本作ゆかりの地。二人は約1,700年前の暮らしがほとんど残っている同地を約2時間かけて散策。上戸は「2,000年前の遺跡がそのまま残されているのはすごく迫力があって、まだドキドキしています」と話し、映画とは反対の古代ローマへのタイムスリップを満喫している様子だった。
ナポリ東洋大学の学生を中心とした約300名が鑑賞した今回のプレミア上映。上映中は絶えず爆笑が響き渡り、本作に出演している曙が登場すると大歓声が上がるなど、日本映画初となる世界遺産カゼルタ宮殿での上映は大いに盛り上がった。(編集部・森田真帆)
映画『テルマエ・ロマエII』は4月26日より全国東宝系にて公開