キカイダーは正義か?悪か?映画『キカイダー』新ポスター公開!
故・石ノ森章太郎氏原作の人気特撮ドラマを映画でリメイクした『キカイダー REBOOT』から、善と悪の心で揺れるキカイダーを描いた、作品のテーマを象徴するようなポスタービジュアルが公開された。
本作は、1972年から1973年にかけてテレビ放送された特撮番組「人造人間キカイダー」のリメイク。ロボットを利用した国家的プロジェクトの裏でうごめく陰謀に、人間によって作られた、心を持つ人造人間キカイダーが立ち向かう姿を描く。キカイダーの体には不完全な「良心回路」が内蔵されており、オリジナル版では、善と悪のはざまで苦悩するヒーローを描いた重厚な人間ドラマも人気を博した。
公開された新たなビジュアルでは、そんな揺れ動くキカイダーの心を象徴したかのような、斬新なデザインを採用。キカイダーの2面性を表現した左右非対称なデザインをフィーチャーしているのは前回のポスターと同じだが、「善」の心を表す青色の右半身に、キカイダーこと主人公のジローを演じる入江甚儀の顔が描かれ、不完全だからこそ光るキカイダーの魅力がより前面に押し出された。
ポスターは4月12日より全国劇場で順次掲示。主演の入江は「なかなか自分の顔がでかでかとポスターになることはなかったので、光栄です」と喜びを語っている。(編集部・入倉功一)
映画『キカイダー REBOOT』は5月24日より全国公開