中村獅童、スパイダーマンスーツ姿で犬の散歩「近所の人も慣れたみたい」
15日、映画『アメイジング・スパイダーマン2』の公開を記念して、銀座数寄屋橋に建つソニービルがスパイダーマンをモチーフにしたクモの糸の立体装飾展開を行い、通行人らを驚かせた。ソニービルの立体装飾展開は1966年のオープン以来初めてで、除幕式には本作の敵役エレクトロの日本語吹き替え声優を務めた歌舞伎俳優の中村獅童がスパイダーマンスーツ姿で登壇した。
銀座ソニービルはソニーグループの情報発信基地として建設されたコミュニティービル。地上8階高さは31メートル。今回の装飾で地上約7メートルの地点に約2.5メートルのスパイダーマンの落下をイメージしたような塑像が張り付き、スパイダーマンが放つクモの糸が交差点側のビル表面に張り巡らされている。装飾期間は5月13日までの予定。夜間はライトアップされるといい、銀座の絶好の写真撮影スポットとなりそうだ。
除幕式に登壇した獅童は「着心地抜群」と2014年版のスパイダーマンスーツを披露。個人的にスーツを2着所持しているといい、「近所でイベントがあると着ています。近所の人もこれで歩いている姿に慣れてくれたみたいで、犬の散歩にこれでいったこともあります」とご機嫌だった。
なお、館内では1階と2階のショールームを使って『アメイジング・スパイダーマン2』の特別展示も行われ、実際に撮影に使用されたスパイダーマンスーツや、本作に登場する敵役のエレクトロやグリーン・ゴブリンの衣装などが展示されるほか、8階のコミュニケーションゾーンにはヒロイン、グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)の衣装が飾られる。
本作は大ヒット映画『アメイジング・スパイダーマン』の第2弾。ニューヨークの平和を守り、恋人グウェンとの関係にも満足な日々を送っていたスパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)が、エレクトロ(ジェイミー・フォックス)をはじめとする3人の強敵と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。(取材・文:名鹿祥史)
映画『アメイジング・スパイダーマン2』は4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開