『ロード・オブ・ザ・リング』ガンダルフの白馬 安楽死で死去
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでガンダルフの白馬シャドウファックスを演じていた馬ブランコが亡くなったとtheonering.netが報じた。
オーナーのシンシア・ロイヤルによるとブランコは腸管と肝臓の病気で、ここ数か月で重体となり、馬の病院に入院していたとのこと。日によって体調にむらはあったものの、亡くなる前日には、以前のように元気にいななき、散歩をしたり、ニンジンを食べたりしていたという。「この調子で回復できたら、家に帰ろうね」と声をかけて帰った翌朝、容体が急変したとの知らせで駆け付けると、ぐったりとしたブランコが待っていたらしい。
シンシアは弱ったブランコの横に立ち、「お別れの時が来たの?」と聞くと、ブランコは顔を持ち上げてシンシアの目をじっと見つめたため、彼女は安楽死させる決断をし、彼が息を引き取るまで付き添っていたそうだ。
数か月間にわたり治療を受けていたブランコの治療費は高額になったため、ブランコに胸を打たれた人にはぜひ寄付をしてほしいとシンシアはgofundme.comで募金を募っている。(澤田理沙)