『キャプテン・アメリカ』続編がV2!『ブルー 初めての空へ』続編は初登場2位
全米ボックスオフィス考
先週末(4月11日~13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が興行収入4,127万4,861ドル(約41億2,748万6,100円)を記録してV2を飾った。(数字は全てBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』フォトギャラリー
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は、2011年の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』に続く『キャプテン・アメリカ』シリーズ第2弾。公開2週目で1億5,888万3,032ドル(約158億8,830万3,200円)を稼ぎ出した。好調な海外での興収を加えた全世界興収は4億7,658万3,032ドル(約476億5,830万3,200万円)となり、すでに前作を1億ドル(約100億円)も上回っている。
2位は『アイス・エイジ』シリーズなどで知られるブルースカイ・スタジオのCGアニメーション『ブルー 初めての空へ』(2011)の続編『リオ2(原題) / Rio 2』。11日(金)の興収は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を上回っていたが、12日(土)はほとんどの都市で晴天となったため、メイン層である親子連れが思ったほど映画館に集まらなかったようだ。それでも、オープニング興収は3,932万7,869ドル(約39億3,278万6,900円)で、最終的に興収1億4,361万9,809ドル(約143億6,198万900円)を記録した前作とほぼ変わらぬ堅調なスタートを切った。
3位には『オキュラス(原題) / Oculus』、4位には『ドラフト・デイ(原題) / Draft Day』がそれぞれ初登場。『オキュラス(原題)』は『人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL』のマイク・フラナガン監督が手掛けた低予算ホラーで、『ドラフト・デイ(原題)』はケヴィン・コスナーがNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のゼネラルマネージャーにふんし、チーム再建のためにドラフトに臨む姿を描いたスポーツドラマとなっている。
今週末公開作品は、ジョニー・デップ主演SF『トランセンデンス』、ディズニーによるクマのドキュメンタリー『ベアーズ(原題) / Bears』、マーロン・ウェイアンズ主演のホラーコメディー『ア・ホーンテッド・ハウス2(原題) / A Haunted House 2』など。(編集部・市川遥)
4月11日~13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位
1(1)『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
2(初)『リオ2(原題) / Rio 2』
3(初)『オキュラス(原題) / Oculus』
4(初)『ドラフト・デイ(原題) / Draft Day』
5(2)『ノア 約束の舟』
6(3)『ダイバージェント』
7(4)『ゴッズ・ノット・デッド(原題) / God's Not Dead』
8(6)『グランド・ブダペスト・ホテル』
9(5)『マペッツ・モスト・ウォンテッド(原題) / Muppets Most Wanted』
10(7)『ミスター・ピーボディー・アンド・シャーマン(原題) / Mr. Peabody & Sherman』