ポール・ウォーカーさん、2人の弟が『ワイルド・スピード』最新作で代役に
昨年11月に事故死したポール・ウォーカーさんの2人の弟が、映画『ワイルド・スピード』の最新作で、ポールさんの穴埋めをすることがわかった。
シリーズ最新作『ファースト・アンド・フューリアス 7(原題) / Fast & Furious 7』のFacebookページによると、ポールさんの弟であるケイレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーの2人は、ポールさんが撮り終えることができなかったシーンを完成させるため、撮影に参加するという。
同ページでは、現地時間15日の更新で「『ワイルド・スピード』シリーズは家族を描いた映画です。キャラクターたちは家族という絆でつながっており、13年以上にわたって一緒に仕事をしてきたわれわれも、お互いのことを家族だと思っています」とメッセージを掲載。
ポールさんの死後、スタッフたちは映画の続きを撮るべきかどうかがわからなかったという。しかし、熟考の末に撮影再開を決定。それがファンの望んでいることであり、ポールさんもきっとそう望んでいるだろうとの思いからだった。
「撮影は再開され、ポールの弟ケイレブとコディが家族に加わりました。2人はポールが撮れなかったアクションシーンを完成させ、シーンとシーンの小さなギャップを埋める手助けをしてくれています。彼らが撮影現場にいると、ポールも一緒にいるような気持ちになれます」。このメッセージは10万近く「いいね!」が押され、1万回以上シェアされている。
『ファースト・アンド・フューリアス7(原題)』の全米公開は、2015年4月10日予定。ケイレブとコディの活躍が楽しみだ。(澤田理沙)