キム兄、官能シーンに立ち会えず!見たかったと欲望丸出し
映画『花と蛇 ZERO』の公開記念イベントが16日、都内で行われ、出演者の天乃舞衣子、濱田のり子、桜木梨奈、木村祐一と橋本一監督が登壇し、撮影を振り返った。
本作は作家・団鬼六のベストセラーを基にしたエロスドラマ。ある3人の女性が、違法動画サイトに関わったことがきっかけで、それまでの日常生活から乖離(かいり)していく姿を、濃密な官能描写を交えて描く。
この日は華やかなドレスに身を包んだ、3人の女優陣(天乃、濱田、桜木)が出席。女性刑事役に挑んだ天乃が「体力作りに努めました。プールで泳いだり、空手とか護身術とか……」と役づくりの苦心を語れば、緊縛シーンが多かったという濱田も「朝から夜まで縛られたり、本当に監禁生活みたいでした」と撮影を振り返った。
一方、刑事役で出演する木村は、セクシーな場面の撮影について「生では見ていないんですよね。見たいなー」と立ち会えなかったことに残念がることしきり。ちなみに映画完成後、木村一人きりの試写会が行われたそうで、「最初は真ん中の席だったんですけど、前の方に座り直しました」とキム兄らしい(?)欲望丸出しの発言で周囲を沸かせた。
またこの日は、劇中の緊縛シーンに協力した緊縛師の有末剛も出席し、緊縛ショーを披露。ショーの途中で縄が切れるアクシデントが発生し、「35年やっていて初めて」と驚く有末に木村は「(有末がかけている)サングラス、プーマなんですね」といきなり語り掛け、変わらぬペースで会場を盛り上げた。(取材・文:県田勢)
映画『花と蛇 ZERO』は5月17日より丸の内TOEI2ほか全国公開