ハードロックバンドAC/DCのマルコム・ヤングが活動休止…健康上の理由で
豪ハードロックバンドAC/DCのマルコム・ヤングが、健康上の理由により活動を休止することがわかった。同バンドのオフィシャルサイトで発表された。
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オフィシャルサイトでは、「40年間にわたってAC/DCに人生をささげてきた、設立時のメンバーでギタリストのマルコム・ヤングが健康上の理由により、バンド活動を休止することになりました。マルコムは変わらない愛と支援を送ってくれる世界中のファンたちに感謝しております」と説明。また「このような時ですので、マルコムや彼の家族たちのプライベートを尊重していただけますようお願い致します。バンドは音楽を作り続けます」とお願いとともにバンド自体の活動は引き続き行うことを発表した。
ここ最近、複数のメディアで、マルコムが脳卒中で倒れたためバンドが解散すると報じられていた。VVN Musicによると、マルコムと親しい豪ハードロックバンド、クワイヤーボーイズのリーダーであるマーク・ゲーブルも、豪ABCラジオで「彼の状態は良くない、極めて危ない状態だ」とこぼしていたという。
しかしThe Telegraphによると、これらの件について同バンドのブライアン・ジョンソンは、「未来のことについては何も言えない。俺たちの仲間が病気で弱っているのは確かだ」とマルコムについてコメントしたものの、「俺たちは必ず5月にバンクーバーで一緒にいる。何が起きてもレコーディングはする」と先日発表した新アルバムの製作を行うことを明言。バンドの解散はないことを強調した。
AC/DCは、これまでに『スクール・オブ・ロック』や『バトルシップ』など数々の映画に楽曲を提供。またRolling Stone誌が選んだ歴史上最も偉大な100組のアーティストにも72位で選出されている。(編集部・井本早紀)