坂東三津五郎、ドラマ復帰!「ルーズヴェルト・ゲーム」で唐沢寿明の恩人役
昨年9月にすい臓がん手術を受けた歌舞伎俳優の坂東三津五郎が、TBS日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」(4月27日夜9時スタート)にレギュラー出演することが明らかになった。病気療養後初めてのテレビドラマ出演で坂東が演じるのは、唐沢寿明ふんする主人公で中堅精密機器メーカー青島製作所社長・細川充の恩人である東洋カメラのトップ・尾藤社長。坂東が連続ドラマに出演するのは、同局金曜ドラマ「うぬぼれ刑事(でか)」(2010)以来、約4年ぶりとなる。
がん療養後、初めての連ドラ!「ルーズヴェルト・ゲーム」写真ギャラリー
2月に舞台復帰を果たし、現在は「鳳凰祭四月大歌舞伎」に出演中の坂東。満を持して復帰した本ドラマでは、青島製作所にとって大切な大手取引先でデジタル&ビデオカメラで世界第2位のシェアを誇る大企業のトップ・尾藤に成り切る。尾藤は、細川が中途採用からわずか数年で社長に抜てきされた背景に少なからず影響を与えており、細川にとって恩人といえる存在。良い製品を世に送り出すことで社会貢献を目指す一大企業の社長・尾藤は、細川率いる青島製作所にとってもキーパーソンという役どころだ。
最終回の平均視聴率42.2%(関東地区)という今世紀ナンバーワンの記録をたたき出した大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS)の原作者、池井戸潤の同名小説をドラマ化した「ルーズヴェルト・ゲーム」。脚本の八津弘幸とはじめとする「半沢直樹」スタッフが再結集し、青島製作所の存亡と同社の社会人野球部の廃部を懸けた“逆転につぐ逆転”の攻防劇を繰り広げる。
他キャストもバラエティーに富んでおり、檀れい、石丸幹二、六角精児、児嶋一哉、和田正人、マキタスポーツ、広瀬アリス、峰竜太、立川談春、江口洋介、山崎努のほか、元フジテレビアナウンサーの平井理央、プロ野球解説者・工藤公康氏の長男・工藤阿須加の参戦も見どころの一つといえるだろう。(編集部・小松芙未)