『ビバリーヒルズ・コップ』第4弾は脚本の完成待ち!
製作費を支援する代わりに、スタジオがそのプロデューサーの企画を優先的に製作・配給できるというファーストルック契約をパラマウント・ピクチャーズと結んだジェリー・ブラッカイマーが、映画『ビバリーヒルズ・コップ』の4作目について語った。
ジェリー・ブラッカイマー製作『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』写真ギャラリー
Bloombergのジョン・アーリックマンが同映画の進行状況について聞くと、「脚本が完成するのを待っているところだ。パラマウントは製作を楽しみにしているし、エディ(・マーフィ)もとても楽しみにしている。ブレット・ラトナー(監督)も乗り気だし、製作にこぎつけると思う。うまくいけば夏の終わりか初秋にはスタートできるかもしれない」と語っている。
『ビバリーヒルズ・コップ』は昨年、エディ演じるアクセル・フォーリーの息子アーロンを主役にしたテレビシリーズが企画され、パイロット版が製作されたがCBS局がシリーズ化することをパス。製作を手掛けたソニーとパラマウントは他局にパイロット版を持ち込み、シリーズ化の実現を図ったが、実現はしなかった。
プロデューサーのショーン・ライアンは当時、「『ビバリーヒルズ・コップ』のパイロット版を他局でシリーズ化しようとする努力は無駄に終わった」とツイートし、この作品のテレビ版リメイクは現段階では消滅したと言っている。(澤田理沙)