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異例…伝記映画モデル、死亡事故発生で製作中止を要請

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自身の伝記映画の製作中止を要請したグレッグ・オールマン
自身の伝記映画の製作中止を要請したグレッグ・オールマン - Bobby Bank / WireImage / Getty Images

 ロックバンド、オールマン・ブラザーズ・バンドグレッグ・オールマンが、自身の伝記映画『ミッドナイト・ライダー(原題) / Midnight Rider』の製作中止を要請したとThe Hollywood Reporterが報じた。同作では今年2月、撮影中の事故でカメラアシスタントが死去し、その後、撮影が中断していた。

 グレッグは、同作のランドール・ミラー監督にあてた手紙の中で、「わたしは一人の人間として、心の底からお願いします。どうか、撮影を再開しないでください」と懇願。当初は伝記映画製作を喜んでいたというグレッグだが、死亡事故をきっかけに心境に変化があり、「被害に遭った方の家族の気持ちを考えると、撮影を再開するのは間違っていると思うようになったのです」とつづった。

 これまでにも撮影中に死亡事故が発生した事例はあったが、今回のように伝記映画のモデルとなった人物が監督に製作中止を要請するのは異例のことだ。同作では先日、主演を務めるはずだったウィリアム・ハートの降板が報じられたばかり。撮影再開に否定的な意見を持つ人も多く、Facebookでは撮影のボイコットを呼びかけるページも立ち上げられている。(編集部・福田麗)

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