ADVERTISEMENT

無類の猫好き財津和夫、コーエン兄弟新作の猫にメロメロ!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
猫にメロメロの様子だった財津和夫-抱いているのは縫いぐるみ
猫にメロメロの様子だった財津和夫-抱いているのは縫いぐるみ

 歌手の財津和夫が23日、スペースFS汐留で行われた映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』の試写会に出席した。この日は音楽評論家のピーター・バラカンも来場した。

コーエン兄弟新作を絶賛! 財津和夫フォトギャラリー

 2013年の第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した本作。1960年代のニューヨークを舞台に、何をやっても裏目に出てばかりで、悪戦苦闘するシンガー・ソングライターの1週間にスポットを当てている。メガホンを取ったジョエル、イーサン・コーエン兄弟監督の映画が好きだという財津は、「僕は日本人だけど、彼らの映画はなぜか伝わるものがあって、波長が合う。ユーモアの後ろに残酷さがあって、そこがゾクゾクする」とコメント。当時の音楽シーンに触れながら、本作についても絶賛の言葉を送った。

ADVERTISEMENT

 一方、無類の猫好きというだけに、財津のトークは次第に猫の話題に。本作では、部屋から逃げた猫を追い掛けようとした主人公がオートロックのドアに締め出されるなど、猫に翻弄(ほんろう)される姿がユーモラスに描かれており、財津も「猫が出てくるシーンは、猫しか見ていなかった。猫が(寝ている主人公を)起こしに来るシーンがあったけど、あれはやられたいですね」と目を細める。

 そこでピーターが「(画面では1匹に見える)あの猫も、実は5~6匹の猫が演じ分けているそうですよ。ちゃんとした物語というよりは、ロードムービーの装いなので、コーエン兄弟が何かしらの要素が必要だと思って、猫を登場させたらしい。犬と違って猫は勝手な動物でしょ」と解説。その言葉に「そういえば顔が違っていたかもしれない」という財津は「でも猫はかわいいですね」と続けるなど、すっかりメロメロの様子だった。

 ちなみに財津らが結成したグループ「チューリップ」はかつてシンコーミュージックに所属し、ピーターは同社の国際部に所属した経歴を持つなど、実は縁の深い二人。「社員旅行も一緒に行った」と笑うピーターに、財津が「今でもうれしかったことは、ビートルズの曲ばかり収録した『ALL BECAUSE OF YOU GUYS すべて君たちのせいさ』というアルバムの楽曲、『ヘイ・ジュード』にピーターさんが参加してくれたこと」と返すなど、イベントは終始和やかな雰囲気の中で進められた。(取材・文:壬生智裕)

映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』は5月30日よりTOHOシネマズシャンテほかにて公開

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT