山下智久がツンデレ教師役！「近キョリ恋愛」実写映画化
大人気少女コミック「近キョリ恋愛」が山下智久主演で実写映画化されることが決まった。山下がふんするのは史上最強のツンデレ教師・櫻井ハルカ。毒舌と胸キュンなセリフを絶妙なバランスで振りまき、冷たい態度とドキドキなしぐさで全ての女性を翻弄（ほんろう）するという役どころだ。山下は「僕自身、今まで演じたことがあるようでなかったツンデレなキャラクターを初めて演じることに、最初は戸惑いもありましたが、監督と話し合いながら役をつくっていく上で、ハルカになりきれたと思います」と新境地に自信を見せている。
「近キョリ恋愛」は2007年11月より別冊フレンド（講談社）で連載開始後、瞬く間に女子のハートを射止めた、みきもと凜の少女コミック。優秀でプライドが高く常に上から目線だが、その美しい容姿で女生徒たちから圧倒的な人気を誇るツンデレ教師ハルカと、超クールな天才女子高生・ゆにが織り成すラブストーリーを、映画『君に届け』の熊澤尚人監督が山下を主演に迎えて映像化する。
ツンデレ役だけでなく、教師役も今回初となる29歳の山下は、「僕の今の年齢がベストタイミングだと思っています」と新境地開拓に意欲満々。そんな山下に原作者のみきもとも「主演が山下さんと聞いて、人類最強の美しい人がキタ!! と叫んでしまった」、熊澤監督も「カッコいい男性俳優は沢山いらっしゃいますが、山下君のような『美しい』男性俳優はなかなかいないと思っていました。実際に現場でも、容姿だけでなく、立ち振る舞いの美しさに感嘆しました」とメロメロのようだ。
山下の相手役となる女子高生・ゆに役には、docomo「dビデオ」のCMで注目を浴び、中島哲也監督の新作『渇き。』のヒロイン役で長編映画デビューを飾る小松菜奈が抜てきされた。小松は「自分がラブストーリーをやるとは思わなくて、ドキドキ……」と初めは緊張と恥ずかしさがあったようだが、感情を表すのが苦手なゆにがハルカに振り回されながらも心を奪われていく姿を、透明感あふれる演技で見事に表現している。
そのほか、ゆにの同級生で彼女に思いを寄せる元ヤンキーの的場役にジャニーズWESTの小瀧望、同じくゆにの同級生で唯一の理解者ナミ役に山本美月、ハルカの元彼女でハルカとゆにの心を乱す大人の女性・滝沢美麗役に水川あさみ、ゆにのイトコで幼いころから彼女を見守ってきたハルカの同僚教師・明智役に新井浩文と多彩なキャストが脇を固めている。（編集部・市川遥）
映画『近キョリ恋愛』は10月11日より全国公開