「まほろ」らしからぬスペクタクル映像!瑛太と松田龍平が迷彩服…なぜ!?
瑛太と松田龍平による人気シリーズ劇場版最新作『まほろ駅前狂騒曲』の初日が10月18日に決まり、本編映像とポスターが初公開された。また、未発表だった全キャストも明らかになり、シリーズ第1作の映画『まほろ駅前多田便利軒』より麿赤兒、松尾スズキ、大森南朋、岸部一徳が引き続き出演。瑛太と松田とは映画『青い春』(2001)の共演以来の朋友でもある新井浩文、三浦しをんのシリーズ原作ファンにはおなじみで初めて映像化されるキャラクター曽根田を演じる奈良岡朋子、古川雄輝、大西信満、市川実和子、伊佐山ひろ子ら新キャストが顔をそろえた。
昨年「まほろ駅前番外地」としてドラマ化もされた本シリーズは、便利屋を営む多田啓介(瑛太)と居候する中学の同級生・行天春彦(松田)が、くせ者たちからの依頼に巻き込まれながらも問題解決に努める姿を描いた“ほっこり”ヒューマンドラマ。最新作『まほろ駅前狂騒曲』では、行天の実娘はる(岩崎未来)の子守り代行と同時に進められるミステリアスな元新興宗教団体の調査がバスジャック事件に発展するなど、かつてないスケールのドラマが描かれる。
「俺たちただの便利屋ですから!」と書かれたポスターではなぜか多田と行天が迷彩服に身を包み、特報映像冒頭はハリウッド超大作のような重厚感たっぷり。多田と行天の脱力系コンビに魅了されてきたファンは「まほろ」らしからぬスペクタクル感に驚くかもしれないが、ユーモアや緩やかに流れる空気はもちろん健在。過去最大の危機に立たされる二人の結末が気になること必至だ。
本作には過去全作に出演している若き裏番長・星役の高良健吾、多田の恋のお相手でキッチンまほろの女主人・亜沙子役の真木よう子、行天の元妻役の本上まなみ、元新興宗教団体の代表・小林役の永瀬正敏も登場。第1作でメガホンを取った大森立嗣が再び監督を務めている。(編集部・小松芙未)
映画『まほろ駅前狂騒曲』は10月18日より新宿ピカデリーほか全国公開