ウォシャウスキー姉弟オリジナルSF新作、10月11日公開!キャラクター像も明らかに!
映画『マトリックス』のラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟が監督・脚本を務めるオリジナルSF新作『ジュピター』の公開日が、10月11日に決定した。またこれまで謎に包まれてきたキャラクターについて主演のチャニング・テイタムとミラ・クニスが語った。
本作はウォシャウスキー姉弟が11年ぶりに手掛ける完全オリジナル映画。高度な知性を持った異星人によって管理された地球を舞台に、遺伝子操作された元兵士のケイン(チャニング)が、宇宙の未来を変える鍵とされる地球の女性ジュピター(ミラ)の命を守るために戦う。
チャニングは自身が演じるケインについて、「僕が演じるのは半分オオカミの遺伝子を持つ人間だよ」と語り、さらに「ジュピターを捜し出してさらう使命を与えられているんだ。でも彼は彼女に特別なものを見いだして『どうすればいいんだ? 彼女を守り助ける? それとも使命を果たすのか?』と自問するんだ」とジュピターを守ること以外にも何か重要な使命を帯びていることをにおわせた。
一方、ジュピターを演じたミラは「彼女はスーパーヒーローではないから、飛ばないし、透明にもならないし、違う星から来たわけでもないの」とジュピターが普通の女性であることを強調。それ故に「みんなが共感できるキャラクター」だとも話している。
そのほか本作には、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブースらが出演。これまでに既存の概念を覆してきたウォシャウスキー姉弟が、今度はどのような驚きを提供するのか楽しみだ。(編集部・井本早紀)
映画『ジュピター』は10月11日より新宿ピカデリーほか全国で公開