X-MENで競演した旬のセレブスター、仰天ギャップを検証!
シリーズ最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』で、特殊メイクを駆使して超人的能力を持つミュータントを熱演した豪華セレブスターたちの、役柄と素顔とのギャップを検証した。
映画『X-MEN:フューチャー&パスト』日本オリジナル本予告
まずは、一匹おおかみのワイルドなX-MENウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン。妻デボラ=リー・ファーネスと2人の養子を心底大事にし、金曜日の夜は家で4人一緒に映画を観るのが楽しみだという彼は、孤高のウルヴァリンとは百八十度違う家族思いのセレブスター。日本好きでも知られ、来日時に富士山登山や新幹線乗車の様子をツイートしてファンを喜ばせるなど、旺盛なサービス精神と紳士的な物腰も粗暴な役柄と大きく異なる。
そんなヒュー以上に役柄とのギャップを感じさせるのが、ウロコのような青い肌と黄色い目を持ち、目的のためなら手段を選ばない悪女タイプのミスティークを演じたジェニファー・ローレンスだ。昨年のアカデミー賞主演女優賞に輝き、今年は『アメリカン・ハッスル』で助演女優賞にノミネートされた実力派のジェニファーだが、素顔は天真爛漫(らんまん)な女の子。本年度のアカデミー賞授賞式では、最優秀助演女優賞を射止めたルピタ・ニョンゴからオスカー像を奪うフリをしてみせたり、レッドカーペットでコケて尻もちをついたりと、おちゃめで飾らない人柄が生中継されて話題となった。
また、前作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の共演をきっかけにジェニファーとの交際をスタートしたといわれている俳優ニコラス・ホルトは、本作でも全身青い体毛のX-MENビーストに変身する科学者を熱演。ジェニファーと共に鮮烈な青の特殊メイクで、体を張ったアクションに挑んでいる。このニコラスも、名前通り野獣のような容姿のビーストからは想像もつかない美貌の持ち主で、性格も至って控え目と評判の若手スター。旬のセレブたちの超絶ギャップが、X-MENシリーズのヒットの要因なのかもしれない。(斉藤由紀子)
映画『X-MEN:フューチャー&パスト』は5月30日よりTOHOシネマズスカラ座ほかにて全国公開