何てステキにクレイジー!ティム・バートン映画音楽コンサートが日本初上陸!
『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』などで知られる映画監督のティム・バートンと、バートン作品の映画音楽でおなじみの作曲家ダニー・エルフマンがタッグを組んだ「ティム・バートン&ダニー・エルフマン映画音楽コンサート」が今年8月、日本初上陸する。
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同イベントは、ティム・バートンとダニー・エルフマンが製作・監修し、2013年10月にロンドンで世界初演を迎えた、コラボレーションコンサート。1985年の『ピーウィーの大冒険』から2012年の『フランケンウィニー』まで、バートンとエルフマンがコンビを組んだ全15作品の音楽を、総勢130人のオーケストラとコーラスで生演奏する。
舞台上に設置された大スクリーンに映画からのモンタージュ映像とティム・バートンの原画が映し出されるという演出も用意されているほか、日本公演に際しては、エルフマンの来日が決定。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のバレル役声優としても知られるエルフマンが生歌唱を披露するという。
「ダニーとティムは、間違いなく、仕事がわたしに与えてくれた最大の二つの贈り物」と語るのは、バートン作品常連俳優のジョニー・デップ。「ダニーの音楽はとても温かい。しかしどことなく不安をかき立てるよう。そして最終的にはエレガントで魅力的で心と頭から離れない。完璧にその映画の登場人物を表していると思うな」と自身の言葉で、ダニーの音楽の魅力を解説した。
日本ではバートンやジョニーほど知名度は高くないものの、エルフマンはこれまでアカデミー賞に4度ノミネートされている名作曲家で、バートンのほか、ガス・ヴァン・サント、サム・ライミ、デヴィッド・O・ラッセルといった監督からの信頼も厚い。時にクレイジーとも評されるバートンの世界観を音で表現したエルフマンの作品に、この夏はぜひとも酔いしれたい。(編集部・福田麗)
「ティム・バートン&ダニー・エルフマン映画音楽コンサート」は8月9日・10日に東京国際フォーラムにて開催