ウディ・アレンが自作以外に14年ぶり出演!『ジゴロ・イン・ニューヨーク』の日本公開が決定!
『アニー・ホール』『ミッドナイト・イン・パリ』などで知られるウディ・アレンが14年ぶりに自作以外に出演した映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』が7月に全国公開されることが決定した。『バートン・フィンク』などで知られる個性俳優のジョン・タートゥーロが監督・脚本・主演を務めた同作では、ニューヨークを舞台に、小粋な大人のラブストーリーが展開される。
ウディ・アレンが自作以外の劇作品に出演するのは2000年の『ヴァージン・ハンド』以来、14年ぶり。本作はそんなウディが原案を気に入り、出演のみならず脚本のアドバイザーにも名乗り出たという作品だ。ブルックリンの本屋店主(ウディ)が、花屋を営む友人(ジョン・タートゥーロ)をジゴロにして男娼(だんしょう)ビジネスをスタートさせたことから始まる騒動を描いている。
近年は監督業に専念することの多かったウディが他人の作品に出演するというだけでも映画ファンにとっては大きなニュースだが、その作品の舞台がニューヨークというのはさらなる衝撃。『アニー・ホール』『マンハッタン』といった作品で“ニューヨークの代名詞”ともいえる存在になったウディが、タートゥーロの助けを借りる形で、また新たなニューヨークを発見した……そんな一作になっている。
先日封切られた全米では、限定公開作品としては今年2位となる大ヒットスタートを記録。ヴァネッサ・パラディ、シャロン・ストーンといったくせ者キャストがそろい、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げている点にも注目だ。(編集部・福田麗)
映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』は7月、TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開